牡蠣が出来るまで - 大野瀬戸かき海道

大野瀬戸かき海道 「カキが出来るまで」- 宮島と大野の間を流れる海域で育つ牡蠣の美味しさの秘密と、牡蠣が出来るまでの過程を紹介します。こうやって養殖カキは作られています。

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牡蠣が出来るまで - 大野瀬戸かき海道

大野瀬戸かき海道 カキができるまで

かき(牡蠣)の全国シェア トップを誇る、広島県。

その中でも、宮島と対岸 廿日市市大野との間にある
「大野瀬戸」で育てられた牡蠣は、身が大きく締まっているのが特徴です。

大野瀬戸で育てられた牡蠣が、どうして美味しく育つのか?
それには、牡蠣を美味しく育てるための様々な好条件が揃っているからなのです。

大野瀬戸かき海道で育ったカキが、美味しい理由

かき小町

【1】 大野瀬戸には、宮島の山から天然水が注ぎ込まれているため
   牡蠣のエサとなる多くの植物性プランクトンが得られる環境がある。

【2】 大野瀬戸は 潮の干満差が早く、潮の流れが早い「海道」となっているため
   身が締まった良質な牡蠣づくりに欠かせない自然環境が整っている。

【3】 大野瀬戸は、潮の流れが早いが大きな波が立ちにくい環境にあるため、
   牡蠣が成長するための牡蠣筏(かきいかだ)が安定し、育てることが出来る。

大野瀬戸には、このような美味しい牡蠣を育てるために必要な
様々な条件が揃っているため、プリプリで美味しい牡蠣に育つのです!

牡蠣が出来るまで

牡蠣の赤ちゃん(幼生)を育てるために、ホタテの貝殻を利用します。
卵からかえった牡蠣の赤ちゃんは、“傍にあるものにくっつく”という習性があり
それを利用して、ホタテの貝殻に付着させます。

カキの赤ちゃんをホタテの貝殻に付着させる

牡蠣の赤ちゃんを付着させたホタテの貝殻を、浅瀬に設けた
抑制棚(よくせいだな)に移します。

大野瀬戸には、潮の満ち引きが早いという特徴があり、
潮通しが良い海域のため、ここで育てられる牡蠣には頻繁に
「太陽の光にあたる時間」と「潮にあたる時間」という環境の変化があり、
それぞれの抵抗力をつけながら丈夫な牡蠣に育てることが出来ます。

大野瀬戸 養殖の様子 抑制棚

約1年程度、浅瀬の抑制棚で抵抗力をつけたカキはその後、
沖合いの牡蠣筏(かき いかだ)に吊るします。

大野瀬戸に浮かぶ 牡蠣筏

ここで、宮島からの清流や原始林などに守られながら
牡蠣のエサとなる良質な植物性プランクトンを得て、2~3年過ごします。

大野瀬戸 牡蠣筏
( 上記は、海上の作業場として使われる筏 )

宮島と大野との間に挟まれた大野瀬戸は、大きな波が立ちにくいため
安定した筏で牡蠣を育てることが出来るのです。

牡蠣の産卵から2~3年後の冬、大きく育った牡蠣が収穫されます。
連なって育った牡蠣は、人の手で引き上げることは出来ない重量となっているため
船に備え付けられたクレーン(ウインチ)を用いて収穫を行います。

カキ 養殖の様子 クレーンと筏
( 撮影協力 / 寺浩水産

それらを牡蠣打ち場に持ち帰り、厳しい衛生管理のもと専用の道具を使って
身を取り、(又は、殻付きのまま)全国へと出荷されます。

牡蠣は昔、旬の時期にしかほとんど味わえない冬の幸でしたが
現在では冷凍技術が素晴らしく向上し、生きた牡蠣をそのまま急速冷凍することで、
解凍後に旬な味や食感をそのまま味わえるようになり、
1年を通して美味しい牡蠣を食べることが出来るようになりました。

かき料理新作メニューコンテスト 及び、受賞レシピとカキの販売店
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